恩師との再会

8月初旬、10年ぶりくらいに新潟へ遊びに行ってきました。
連日とても蒸し暑く、昼より夜のほうが過ごし辛かったです。

私が音楽の道に進む際にどの方向へ向かえば良いのか迷いに迷った頃に出会った恩師のうちの一人にお会いしてきました。
私が講師になるための研修期間と研修を終えてからの数年間、とてもお世話になった先生です。
恩師のお嬢さんが以前私が暮らしていた場所の近所に住んでいたので、お会いするのは実は1年ぶりくらいです。
この数年は来阪の折にお会いすることが多くありました。

講師になる前は私が入っていたゼミ(演奏研究会)のコンサートや大先生のクラスの発表会に勉強のために来場される講師さんたちの中でも
上級クラスの先生であることは存じていましたが、
直接ご指導いただく機会が皆無で当時習っていたエレクトーンの先生(大先生)を通じて正式に紹介してもらいました。

特に『教える』ことへの(哲学的な)姿勢についてはしっかりと叩き込まれて、先生の精神は今の私の教え方に通じているつもりです。
『先生』というのは便宜上、ニックネーム程度のものとして考えるべき…という恩師の考え方には私も同感です。
という感じで、講師となる人生の土台をきちんと作ってくださった方なのです。
それと、若い頃に様々な場所での演奏の機会を与えてくださったり、大先生や諸先輩とのパイプ役にもなって下さったり、
時には演奏会での本番前に控え室でタバコを1本分けて下さることもあったり(笑)
今は移転してしまいましたが、渋谷にあったヤマハエレクトーンシティでのコンペ入賞者演奏会へ招待された際に帯同してくださり、
一緒にお台場で遊んだりしたことなどはとても楽しい思い出です。
若い頃には師弟のような関係性だったのが、
20年も経てばようやく同じ立場として見てくださるようになったのではないかなぁという感覚で最近はお付き合いさせてもらっています。

私からの近況報告として、今のレッスン状況や私の担当する生徒たちの話をさせてもらいました。
受け持つ生徒たちが辞めずにレッスンを続けていることにも驚かれていましたし、
少数になった中でも優秀な生徒を受け持てることをお褒めいただきました。

私のことを『教えるのが好き』と言っていただいたのですが、
会話中で「もっと上のグレード受けたらいいのに。」と勧め方が上手すぎて危うく『受けようかなぁ』と言いそうになりました。
おそらく恩師のほうが天職なのだと思います。
他にも色んな先生方からさらにグレードを、と言われてきましたが、
勉強がしんどいというか、グレード用の演奏が独特なのでちょっと・・・あれです(笑)

研修生の頃は不二家レストランでのランチが定番だったのが、
今では美味しいお店を私が見つけて一緒に出かける流れに変化したのも時間を感じます。
次はさらに良い報告ができるように・・・ですね。